【ドイツとスピードスケート】ジェレミー・ウォザースプーン選手とベルリン、インツェルの意外なご縁

雑記

最近、ふと思い出したことがあります。

私の姉は、カナダのスピードスケート選手、ジェレミー・ウォザースプーン(Jeremy Wotherspoon)選手の大ファンでした。

当時、私は英語を勉強しなければならない事情があって、その勉強がてら、姉と一緒にウォザースプーン選手の英字記事を読んでいたことも思い出しました。

で、これがドイツとどう関係あるのよ、という話なんですが、けっこうあるんです。

それも、「ドイツで開催された大会で活躍した」というだけではありません。

 

ウォザースプーン選手とドイツとの関係に絞って、時系列で整理してみましょう。

1998年 世界スプリント選手権(ベルリン)

総合2位で銀メダルを獲得。
同じ年の長野五輪でも、500mで銀メダルを獲得しています。

2001年 世界スプリント選手権(インツェル)

総合3位で銅メダルを獲得。
ここで登場するのが、ドイツ南部、バイエルン州の町インツェルです。

2003年 世界距離別選手権(ベルリン)

500mで金メダル。
1998年に世界スプリント選手権で銀メダルを獲得したベルリンで、今度は500mの世界王者になりました。

2005年 世界距離別選手権(インツェル)

500mで銅メダルを獲得。

2008年2月 ワールドカップ(インツェル)

500mで初日は2位。
翌日のレースでは優勝しました。

2008年10月 Frillensee Cup(インツェル)

500mで優勝。

2008年11月 ワールドカップ(ベルリン)

シーズン最初の大会で腕を骨折する大怪我を負い、その後はシーズンを通して回復に充てることになりました。
かつて世界王者になった地ベルリンは、今度は競技人生に大きな影響を与える怪我を負った場所にもなりました。

2011年 インツェルでコーチに

2010年の現役引退後、2011年から2015年まで、インツェルのKIA Speed Skating Academyでコーチを務め、22か国以上の選手を指導しました。
自分が現役時代に何度も大会へ出場した町が、今度は選手を育てる場所になったわけです。

2013年 現役復帰(インツェル)

インツェル開催の大会で実戦復帰。
International Opening Raceでは500mで優勝し、その後もインツェルでのレースで勝利を重ねました。

2016年 ノルウェー代表のコーチへ

現役復帰への挑戦後は再びコーチとなり、2016年からノルウェー代表のコーチに。
2026年4月には母国カナダへ戻り、Speed Skating Canadaでコーチとして活動を始めました。

 

私は、姉が昔好きだったカナダ人スピードスケート選手のことを思い出しただけでした。

ところが調べてみると、その競技人生には、ドイツのベルリンとインツェルが何度も何度も登場します。

ベルリンは、世界王者になった場所であり、後にシーズンを棒に振るほどの大怪我を負った場所でもあります。

一方のインツェルは、選手として何度も勝ち、引退後にはコーチとして活動し、さらに現役へ戻ったときにも再び滑った場所。

単なる大会開催地ではなく、ウォザースプーン選手の競技人生の節目に何度も登場する、思っていた以上に深い縁のある土地でした。

 

昔は姉の隣で、辞書を引きながらウォザースプーン選手の英字記事を読んでいた私。

それから約20年。

今度は同じ選手について、ドイツとの縁を調べています。

まさか、あの頃の姉妹の時間が、こんなところからドイツへつながるとは思いませんでした。

 

出典・参考資料

  • Speed Skating Canada「Long Track」
  • Speed Skating Canada「Canadian speed skating great Jeremy Wotherspoon returns to Calgary to help coach next generation of long track athletes」
  • 「Jeremy WOTHERSPOON – Competitions」
  • Olympic.ca「Jeremy Wotherspoon – Team Canada」

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