【2026年8月を振り返る】わかるところから入って、気になるところへ逸れてみた

雑記

8月に書いた記事を読み返してみました。

ベルリン訛り、醤油、ヘッセ、銀英伝、スピードスケート、ブラームス、明治天皇、モーツァルト、グリム童話。

……何のブログ??と我ながら思ってしまう苦笑

「ドイツ語寄り道日記」という最初から寄り道を許容するブログタイトルにしておいてよかった……。

こうして一か月分を並べてみると、寄り道にもいくつか種類があったようです。

一語から遠くまで行った

まず多かったのが、ドイツ語の一語から始まる記事です。

Bratsche(ヴィオラ)を明治の独和辞典で引いたら「コキウノルイ」。

Mücke(蚊)を覚えたら、『銀河英雄伝説』のミュッケンベルガーを思い出し、気づけばブランデンブルクの地名を調べていました。

Kammermusik の Kammer が気になったときは、Zimmer との違いを調べ、ドイツ人作曲家のハンス・ジマーまで登場しました。

Märchen では「-chenって縮小辞では?」から始まり、最後には『ブレーメンの音楽隊』を1857年の本文で読み直すことに。

昔の記憶が動き出した

昔の記憶を思い出すきっかけとなる記事もありました。

『車輪の下』でハンスが試験に「2番」で合格した場面から思い出したのは、子どもの頃、通信簿の「二」を喜んで父親に報告し、なぜか三日間草取りをさせられた祖父の話。

20年ほど前に姉と英語の記事を読んでいたスピードスケートのジェレミー・ウォザースプーンについては、今度はドイツとの意外な関係が判明。

何年かぶりに姉とウォザースプーンの話題になりました(姉は今もウォッチしていて、嬉しそうにしていました)

子どもの頃に見ていた『銀河英雄伝説』も、改めて振り返るとドイツ語だらけです。

ドイツ語を新しく覚えているはずなのに、なぜか昔のものが次々と出てきます。

知っていたものが違って見えた

昔から好きだった映画も、ドイツ語を通すと少し違って見えました。

『ショーシャンクの空に』のドイツ語題 Die Verurteilten から考えたのは、「判決を受けた人々」という言葉と物語の関係。

『愛と哀しみの果て』では、劇中で使われたモーツァルトの《クラリネット協奏曲 K.622》について調べたところ、映画の記憶を語るドイツのヴィオラ奏者の言葉に出会いました。

そして月末、「お疲れ様」をドイツ語で何というのか調べたら、最後に気になったのは日本語の「お疲れ様」が持つ多様な意味。

ドイツ語を調べて、日本語について考えをめぐらすこともありました。

難しそうな資料も、とりあえず開いてみた

もう一つ、今月ちょっと変わったことがあります。

1908年刊のブラームスとヨアヒムの往復書簡集。

1939年刊の明治天皇御製のドイツ語訳集。

どちらも少し前の私なら、「今のドイツ語では無理そう」と閉じていたかもしれません。

実際、全部すらすら読めるわけではありません。

でも、読めるところはある。

わかるところから入って、気になるところへ逸れる。

こうして一か月分の記事を振り返ってみると、どうやらこれが今の私のドイツ語との付き合い方のようです。

数か月前から通っているドイツ語講座の先生がとてもエネルギッシュで、知識欲がものすごい御方なのですが、私も良い影響をもらっているのかもしれません。

何気なくぶらっと始めてみたドイツ語学習と、このブログ。

思っていた以上に、楽しく続けられています。

しばらくは、このまま寄り道しながら歩いてみようと思います。

 

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