9月に書いた記事を読み返してみました。
ゲーテのチョコレート、オーストリアのJänner、FBI、秋田のクマ、ヘッセ、岩手旅行、新渡戸稲造、宮沢賢治、アインシュタイン、セネカ、カラヤン、ヴィスコンティ、そして「海老でんす」。
8月より何のブログかわからなくなっている気がします。
雨からヘッセまで行った
ある日のドイツ語講座で耳にしたのが、andauern という分離動詞でした。
「雨が続いている」という表現を調べて記事を書いたあと、ふと思いました。
そういえば私、そもそも andauern の基礎動詞 dauern をちゃんと知らない。
そこで今度は dauern を調べ、さらにヘルマン・ヘッセの『車輪の下』の原文で用例を探してみました。
すると出てきたのが、主人公ハンスの学校の授業時間や、夜遅くまで続く勉強の描写。
単語を覚えるために原文を開いたはずが、気づけばハンスの生活が心配になっていました。
岩手旅行の予習が増えていった
9月は岩手へ旅行しました。
せっかくなので、旅行前に盛岡・花巻・滝沢とドイツの接点を少し調べてみることにしました。
すると、新渡戸稲造、宮沢賢治、ベアレン醸造所など、気になるものが次々に出てきました。
さらに原敬記念館の企画展を調べたことから、司法省法学校の同窓だった陸羯南へ。
新渡戸稲造と後藤新平が同じ時期にドイツにいたと知ったときには、「二人は現地で会ったのでは?」とも考えました。
ところが確認した限りでは、二人がドイツで会ったことを示す資料は見つけられず。
期待したほどきれいにはつながらない。それでいて、調べると別の疑問が出てくる。
旅行の予習だったはずなのですが、出発前からすでに時間が足りなくなっていました。
昔の記憶まで出てきた
昔の記憶につながった記事もあります。
ドイツ語の Evidenz を調べるきっかけになったのは、高校時代に英語の先生から聞いた evidence の親父ギャグでした。
そこから、社会人時代に仕事で「エビデンス」という言葉を使っていたことまで思い出しました。
『車輪の下』の Rad を辞書で調べたときには、今度は昔の仕事で扱っていた歯車を思い出し、「歯車自体は大事な部品なんだけどなぁ」と妙なところが気になってしまいました。
ドイツ語を新しく覚えているはずなのに、出てくるのは昔のことばかり。
調べると、次が出てくる
ほかにも、カラヤンの映像からヴィスコンティとの関係を調べたり、『銀河鉄道の夜』のドイツ語タイトルから日本語の作品を読み直したりしました。
セネカの手紙を読んだのは、人間関係のことで時間を使いすぎて疲れていたから。
こうして並べてみると、9月は何か一つを調べ終えるたびに、「そういえば、こっちは?」が増えていた気がします。
8月は、わかるところから入って、気になるところへ逸れていました。
9月は、逸れたところでまた別の道を見つけていたようです。
10月はどこまで逸れていくのか。
とりあえず、ちゃんと帰ってこられる範囲で寄り道したいと思います。
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